2023年6月のブログ

※もう夏、です。   しかし夏だというのに、保育園ではアデノウイルスなど、各種補給機感染症が流行しているようです。　罹った子供たちは、熱い最中、発熱とのWパンチで大変消耗するのだと思います。せっかくコロナも下火になったというのにです。　　

社会と環境の変化によって、現在の子ども達の呼吸の問題が脅かされています。　花粉症や大気汚染から始まった、呼吸不全状態は鼻呼吸不全。常時ポカンと開いた口での口呼吸習慣は呼吸器感染症にかかりやすいのは勿論、むし歯や歯肉炎にも罹り易いのです。更に口が空いたままでの起立では頭部は後屈し、ますます口は閉じられず、その状態で起立すると、背中を曲げてバランスを取る為姿勢が曲がってしまいう、すなわち体幹力の低下につながっています。　小学校での組み立て体操時の骨折や捻挫の多発が起こったのも、この辺に原因があるのかもしれません。　こんな状況の中で、組み立て体操を実施する学校は激減しました。世の中の食べ物は、濃い味と軟らかい食べ物のオンパレードです。触感を感じる事が出来ません。　スポーツドリンクと称したジュースが夏のCMを飾ります。　熱中症対策には経口補水液（OS-1）でないと効きません。　こんな昨今の夏は、学童や幼児のむし歯予防対策に工夫がいる季節なんです。　お口ポカンでは上の前歯の汚れがこびりつきむし歯歯肉炎の発生、口呼吸の常習化でコロナなどのウイルス感染を起こしやすい、口呼吸で噛み合わせの悪さ、姿勢の歪み、これらの複合結果として、よく嚙みこなせないので食事を水分で流し込む、そして胃にとどまらず腸に直行するので食中毒も起こしやすい。　よく噛み、よく粉砕し、飲み込みやすくして消化器に送ると、排便がリズムを持って促される。　そんな日常的なサイクルが歪んできているように思います。　子ども達の体の成長は、昔と同じであるのに！

※準備中

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